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自動ブレーキ、トヨタの新型クラウンもリコール対象に [時事ニュース]

自動ブレーキ

自動ブレーキは、プリクラッシュセーフティシステムとも呼ばれ、
自動車が障害物を感知して衝突に備える機能だ。

もともとは、「もうどうしてもさけられません!ぶつかりますっ」
っていう時に緊急作動して、衝突する時のダメージを
軽減するための機能なのだが、これに不具合が生じていて、
トヨタが「レクサス」の「IS350」やクラウンなど
4車種で計約2万台に及ぶ車種のリコールを始めた。

というのも、対象の車に乗って高速道路を運転していたら、
30キロで走行していたのに10キロくらいまで自動ブレーキで、
本人が意図していないのに減速してしまい、
2トントラックに追突されるなどの事故がおきたという。
しかも5件も合いついで。

自動ブレーキの誤作動はなぜ起きたの?



直接の原因は、電波の乱反射を解析する機器の設定ミスの模様。

自動ブレーキは、前の方に電波をビビビッと出して、
その反射によって距離とか、速度とかを測っているんだけど、
電波は乱反射することがあって、隣の斜線の車と前の車を
機械が勘違いして自動ブレーキをかけてしまったそうな。

普通に走っている車に乗ってた運転手はそれはビックリしたでしょうね。

なにせ自分でブレーキをかけていないのに、
勝手に車が減速しはじめちゃうんだから。

自動ブレーキって必要なの?



もともとは、事故を起こしたときに致死率の高い、
大型トラックや、大型バスの運転手の命を守るために発案されたものなんだ。

なぜって、大きい車のほうが事故を起こしたときに死亡しやすいし、
あててしまった相手の殺傷能力も高い。

なにより、トラックのうんちゃんの居眠り運転などによる、
不幸な事故での死者を減らすことができるからね。

実際、大型トラックによる追突事故の死亡率は乗用車の約12倍
えらい高いんだ。

国際的にも自動ブレーキは義務化する流れになっていて、
ヨーロッパのほうでは、2013年11月以降、
全ての新型商用車に自動ブレーキの装備が義務化されているよ。

自動ブレーキがついてるトヨタの車に乗っているひとは



当然、すぐさまリコール対象になっているかを調べて、
最寄のトヨタのお店に持っていったほうがいいんだけど、
心配だったら自動ブレーキ機能を オフにすることもできるよ

ナビ画面下のトヨタマルチオペレーションタッチを操作することで、
自動ブレーキがが作動しないように設定を切りかえることができて、
その間はPCS警告灯が点灯するようになるよ。

技術が進んでシステムが複雑になると、
昔では考えられないような事故が起きたりするものですね。

個人的には、あければわかるくらいの仕組みで
作ってあったほうが安心だけど、
最近の車やバイクはブラックボックス過ぎて、
どうなってるかわからないからちょっと怖いと感じてしまいます^^;
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カルバペネムとは?抗生物質が効かない耐性菌? [時事ニュース]

カルバペネム 問題になるのはなぜか



saikin.jpg

カルバペネム耐性腸内細菌は、抗生物質が効かないという恐ろしい細菌だ。

何も自然に、いきなり生まれたというわけではなく、人類 vs 細菌の壮大な「イタチごっこ」によって生まれてしまったのだ。

最近は、病気などをすると、お医者さんにいって、抗生物質をもらう。

その抗生物質は、病気の原因となっていると思われる菌に対して対抗するのだが、すべての菌を完全に殺せるわけではない。

生き残った菌の一部は抗生物質に対して「俺はやられなかったぜ!」と、スーパーサ○ヤ人の如く、さらに強くなって、投与された抗生物質に打ち勝てる状態で世に存在するようになる。

ただ、ヘンなはなし、その人の寿命が尽きるまで体内に存在し、外に出なければ問題はない。

ところが、さまざまな抗生物質への耐性を備えるた「耐性菌」が外に出て広まってしまうと、特定の抗生物質は無力化される状態で広まってしまい、強固になった細菌に勝てる抗生物質を開発するまで、効く薬がない状態になってしまう。

カルバペネム 特徴



では、カルバペネム耐性腸内細菌は、どのような特徴をもっているのだろうか。

通常、「耐性菌」が繁殖する場所は病院だ。健康な状態であれば抗生物質を投与する必要はないが、難病を抱えた人などが集まっている病院は「耐性菌」の温床となる。

実際、米国では年間約170万人が病院内感染して、9万9000人が死亡している。

その中でもカルバペネム耐性腸内細菌は、似たような耐性菌の致死率が約20%なのに対して、一度感染すると患者の致死率は50%にも達するという。

カルバペネム ほっておくとどうなるの?



抗生物質は、1つの病気に対して、1つの抗生物質があるわけではなく、化学構造で分類したり、作用から分類するなどして、10系統以上あるさまざまな材料からできている。

菌の性質によって、研究者が効果のありそうな抗生物質を組み合わせて、新たに見つかった悪い菌に効きそうな抗生物質を作成する。

ただ、抗生物質に対して菌にどんどん耐性ができてしまうと、組み合わせても効果がない抗生物質の原料が増えて行ってしまう。

本当に危険な状況は、現在あるどんな組み合わせにもすでに耐性ができてしまっている菌が出現することだ。

過去にも実際に、魔女狩りなどで有名な、14世紀のヨーロッパでペスト(黒死病)が起きたこともあり、1910年代末に全世界人口の約8%が死亡したともいわれるスペインかぜが蔓延したことがあった。

いくら医学が発達したといっても、いままで押さえていた菌が絶滅しないでちょっとでも生きていれば、強くなって過去に起きたような大量の死者を生む大惨事がまた起こらないともかぎらないのだ。

どうしたらいいの?



正直、大流行してしまったら、個人レベルで対応できることは少ない。

ただ言えるのは、病気がはやる時は風邪などもそうだが、基本的に弱い人、子供、お年寄りなど、からはやり出す。

ルートとしては、

病院

学校、老人ホーム

その家族

社会全体

といった感じだろうか。

あとは、特に子供に対して、うがい、手洗いを徹底することと、抗生物質をなるべく接種しないこと。

働いている人などは、風邪をひいたらマズいので、すぐに薬に頼りがちだ。薬に頼れば「症状を隠したり」「自分の代わりに菌を殺したり」することができるが、イコールそれは、自分自身の「菌に対しての免疫力」を低下させていることに他ならない。

人間とはとても良く出来ていて、体に悪いものが入ると白血球が働いてくれて、鼻水やくしゃみなどで悪い菌とともに体の外にだしてくれる。

もしも病気にかかってしまったら、若いうちは特に、治療しないととても悪化してしまう場合を除き、よく食べ、良く休み、自分の免疫力に任せるのがよいだろう。

昨今、抗菌、滅菌などを謳った日用品や潜在など数多く売っているが、人類はそのうち、いじめられた菌の逆襲により、大きなしっぺ返しをくらう日がくるかもしれない。
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スノーデン事件のあらすじまとめ、亡命先はエクアドル?事件の真相は謎につつまれたまま [時事ニュース]

エドワード・スノーデン氏について、親米派と相対する意見をもつ人たちで対応が割れている。

スノーデン氏は、かつてアメリカのNSA(国家安全保障局)の契約局員としてハワイで勤務していた。

その時に、NSAの個人情報に関する機密に関するいろいろな情報を閲覧できる立場にあった。

2013年5月にスノーデン氏は、病気の治療のために3週間休むと言って香港へ行ったが、その後消息を絶って、メディアのインタビューで、アメリカ政府が世界中で6万1000件以上の中国大陸と香港の政治やビジネスの情報を含む個人情報をハッキングにより収集していると発表。

その内容としては、コードネーム「PRISM(プリズム)」と名付けられた検閲システでインターネットを通じてハッキング行為なしにメールやチャット、ビデオ会議など1000にも上るコンピュータシステムに進入できるという。

これに驚いたアメリカ政府はスノーデン氏に対して逮捕状を出し「容疑者」として指名手配した。

各国に引き渡しを求めたのだけれども、内容が「他国の個人情報を不当に閲覧している」という内容なので、個人情報や機密情報が収集されているかもしれない国にとっては「容疑者」でもなんでもない、むしろ情報提供協力者になりえてしまう。

イギリスなど親米の国は航空各社に対し、国内にスノーデンを移送しないよう警告するなどアメリカに配慮した対応をとっているが、ロシアや中国など、サイバー情報戦で相対している国が取る対応は微妙になってくる。

実際、香港では、民主派・親中派などによりプライバシーや人権の侵害だとして、スノーデンへの支援を訴えたデモが行われたりしている。

6月25日には、スノーデン氏は香港を出てモスクワに到着したとみられるが、空港ホテルでロシア駐在のエクアドル大使が保護に動きそうな状況だ。

香港政府は、アメリカの拘束要請に対して「資料と法律上の条件がそろってなかったのでできなかったよー」と言い、ロシアについては、アメリカがロシアに「こっちはロシア人容疑者7人の引き渡しに応じたじゃん!」と言ったがロシアは「あんたのとことは引き渡し要請結んでないから応じられないよッ」と言っていて、告発サイト「ウィキリークス」がスノーデン氏の亡命に協力姿勢を示している状況もあり、このままだとちょっとアメリカにとってよろしくないことになりそうだ。

誰に正義があるのかはまだちょっと良く分からない状況だが、アメリカに対して素直な態度をとらなかった中国とロシアについては、今後ちょっと関係が悪くなってしまうかもしれない。
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大飯原子力発電所の3、4号機が2013年9月まで、運転継続が認められる見通しに [時事ニュース]

現在、国内で唯一運転している福井県の大飯原子力発電所の2基について、原子力規制委員会が「直ちに安全上重大な問題が生じるものではない」とする報告書の案を示して運転継続が認められる見通しになったようだ。

理由としては、ものすごい大きな地震がきてもとりあえず大丈夫な作りにはなっている。とのことだが、プレートの沈み込み面のような超深部までの地下構造を把握しているかというと、そういうわけでもないらしい。

とりあえずこれで、定期検査で停止する2013年9月まで運転継続が認められる見通しになったが、その後どうなるかはまだ未定のままだ。

原子力規制委員会は2012年の9月に発足したよ。

「資源エネルギー庁」と「原子力安全・保安院」が同じ「経済産業省」の中にあって、原発をいっぱい作りたい人達と制御したい人達が行ききしたり、電力会社に天下りした人たちが幅を利かせて省庁とずぶずぶになるのを防ぐために、別の省となる「環境省」で新たに外局として原子力規制に関わる部署として設立されたのが「原子力規制委員会」なのだよ。

先日は、別の発電所、「敦賀原子力発電所2号機」で、原子力規制委員会が「そこは下が活断層になってるから、明らかに違うって資料がないと廃炉だよっ」という判断をして再稼働はそのままされない判決が下ったことがあり、日本原電が一方的だと怒ったこともあったけど、どちらかを立てれば、どちらかが立たない、難しい問題だよね。
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